【サッカー】ウォーミングアップでファンゲームを入れるタイミング5選。
みなさん、いつもブログを閲覧して頂きありがとうございます。
このブログでは、定期的にウォーミングアップについて発信しています。
ウォーミングアップの関連記事は、以下からどうぞ。
関連記事にてウォーミングアップには、大きく2つの役割があると書きました。
ケガの予防とパフォーマンスアップ。
個人的にウォーミングアップには、もう1つの役割があると解釈しています。
それは、ファンゲームを用いての”チームビルディングと精神的リカバリー”。
アーセナルがファンゲームを取り入れている様子はこちらから。
しかし、ウォーミングアップで使える時間は限られており、ケガの予防とパフォーマンスアップを軸に考えなければならない中で、どの様なタイミングでファンゲームを取り入れたらよいか分からない。
ファンゲームの良さは分かっているので賢く、必要なタイミングでファンゲームを取り入れたい。
と考える指導者は多いハズ…
今回はそんな疑問を解決する記事になっています。
というコトで、今回は”【サッカー】ウォーミングアップでファンゲームを入れるタイミング5選”についてまとめたいと思います。
①:新チーム稼動時
毎シーズン、多かれ少なかれメンバーの入れ替わりがあるのがサッカー業界。
新しい戦力と既存メンバーの融合は、開幕戦からスタートダッシュを切る為には欠かせない要素になります。
そこで重要なのが、アイスブレイキング。
アイスブレイキングは、社内研修などでも簡単なファンゲームを行い緊張をほぐし研修効果を高める目的で取り入れられています。
サッカーチームでも食事会などチームが企画するアイスブレイキングもありますが…
芝の上で身体を動かしながら行えるファンゲームは、良い雰囲気をそのまま戦術練習まで持ち込めるのが利点。
新チーム稼動時は、ファンゲームを積極的に取り入れるタイミングと言えるでしょう。
②:張り詰めた試合の前後
ファンゲームには、緊張の糸を緩める効果があります。
張り詰めた試合の前後に、緊張の糸を一瞬ほぐしておきたいと思うタイミングはよくあります。
この様なタイミングもファンゲームを取り入れる良いタイミング。
但し、緊張の糸をほぐしすぎないコトに注意。
経験上、一瞬サッカーから頭が離れる瞬間がある位が良いでしょう。
試合前日に必要なアジリティを競走形式で行うだけでファンゲームになるモノです。
ファンゲームを利用して良い緊張度で試合に臨みたい所です。
張り詰めた試合後に取り入れるコトで精神的なリカバリーにも活用するコトができます。
③:頭の疲労が蓄積している時
サッカーの戦術は複雑化され、次の試合までに多くの戦術を頭に叩き込まなければなりません。
サッカーの現場では、繰り返される戦術練習や頭を使うトレーニングによって、身体よりも頭がいっぱい、いっぱいになってしまうシーンによく遭遇します。
そんな状況下でも次の試合に向けてトレーニングを重ねなければなりません。
この様に頭の疲労が蓄積している状態もファンゲーム導入の絶好のタイミングの1つ。
ファンゲームを導入し頭を一瞬空っぽにしてあげるコトで頭にスキマができ、その後のトレーニングに面白いほど集中するコトはよくあります。
サッカーの現場において、ファンゲームを取り入れる最大のメリットは、ここにあると考えています。
④:ウォーミングアップの内容に困った時
合宿では、どのチームも基本的に毎日2部練でしょう。
傷害予防プログラムをアジリティ、パワー、スプリントのパフォーマンスアッププログラムも行った。
”次のトレーニングのウォーミングで何しよっか?”
ウォーミンングアップの内容に困るコトがあります。
そんな時、セルフウォーミングアップや重複したプログラムを無理に行うのであれば積極的にファンゲームを取り入れるのもあり。
⑤:育成年代
育成年代は、サッカーを通して友達と過ごす時間を楽しむコトが重要。
技術練習だけだと、つまらなくてサッカーが嫌いになってしまう子供たちが出てしまうかもしれません。
そんな子供たちにファンゲームを取り入れ、みんなと身体を動かす楽しい時間を増やしサッカーを好きになって貰うコトは極めて重要だと言えるかもしれません。
毎回、育成年代の選手達にはシンプルで楽しめるファンゲームを取り入れたいですね。
まとめ
以上、今回は、サッカーの現場でファンゲームを取り入れるタイミング5選でした。
最後にファンゲームをまとめた動画は以下のリンクからどうぞ。
この記事を読んだ方にとって、適切なタイミングでファンゲームを取り入れるヒントになれば幸いです。
それでは。