みなさん
いつもブログを閲覧して頂き
ありがとうございます。
今回は以前に紹介した”ESPURGE”という治療機器の実際の使用方法について紹介したいと思います。
専門的な内容になります。
先日
ゴールキーパーの選手から
階段を降りている時
膝の前面に痛みが出始めた…
トレーニング前に見て欲しい。
と相談がありました。
膝をチェックしてみると…
利き足の膝蓋靭帯炎。
いわゆるジャンパー膝が疑われました。
セルフケアと治療を組み合わせて
トレーニングに制限をかけずに
コンディショニングするコトに…
そこで
ESPURGEを活用するコト
にしました。
![](https://life-in-germany.blog/wp-content/uploads/2020/11/IMG_3280-225x300.jpg)
評価をしてみると
大腿四頭筋の筋緊張も高く
筋出力も低下しているようだったので…
大腿四頭筋には
局所的なウォーミングアップとして
EMSを通電するコトに。
出力は
軽度の筋収縮が感知できる
出力にしました。
痛みが出ている局所には
炎症の鎮静化を目的として
MCR(マイクロカレント)を通電。
通電時間は10分。
その後に
クリームを利用したマッサージで
大腿四頭筋を緩め…
クアッドセッティングを
10秒×5セット。
トレーニング後に
もう一度練習前と同様のプログラムで
ESPURGEを活用。
セルフケアで
大腿四頭筋のセルフストレッチを実施するように指導。
翌日は
ウォーミングアップで気になるけど
トレーニング中は気にならない
程度の患部状況。
選手も治療の効果を実感してくれたので
同様のプログラムで治療継続。
2日後には
ウォーミングアップ中の痛みも改善。
1週間経過する現在まで
再発はしていません。
以上
物理療法を活用した一例でした。
Yuki
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