Vol.49 膝蓋靭帯炎に対する物理用法の活用。

Vol.49 膝蓋靭帯炎に対する物理用法の活用。

みなさん
いつもブログを閲覧して頂き
ありがとうございます。






今回は以前に紹介した”ESPURGE”という治療機器の実際の使用方法について紹介したいと思います。




専門的な内容になります。






先日
ゴールキーパーの選手から
階段を降りている時
膝の前面に痛みが出始めた…





トレーニング前に見て欲しい。
と相談がありました。






膝をチェックしてみると…






利き足の膝蓋靭帯炎。
いわゆるジャンパー膝が疑われました。





セルフケアと治療を組み合わせて
トレーニングに制限をかけずに
コンディショニングするコトに…



そこで
ESPURGEを活用するコト
にしました。







評価をしてみると
大腿四頭筋の筋緊張も高く
筋出力も低下しているようだったので…





大腿四頭筋には
局所的なウォーミングアップとして
EMSを通電するコトに。





出力は
軽度の筋収縮が感知できる
出力にしました。




痛みが出ている局所には
炎症の鎮静化を目的として
MCR(マイクロカレント)を通電。





通電時間は10分。





その後に
クリームを利用したマッサージで
大腿四頭筋を緩め…




クアッドセッティングを
10秒×5セット。


トレーニング後に
もう一度練習前と同様のプログラムで
ESPURGEを活用。



セルフケアで
大腿四頭筋のセルフストレッチを実施するように指導。



翌日は
ウォーミングアップで気になるけど
トレーニング中は気にならない
程度の患部状況。





選手も治療の効果を実感してくれたので
同様のプログラムで治療継続。



2日後には
ウォーミングアップ中の痛みも改善。





1週間経過する現在まで
再発はしていません。




以上
物理療法を活用した一例でした。




Yuki
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