海外で日本人トレーナーの需要はあるのか?

 

みなさんいつもブログを閲覧して頂きありがとうございます。

 

随分前に、ある番組で中田英寿さんや三浦知良選手、前園真聖さんの対談がありました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=EDqqHeh1Dog

 

トレーナー業界では、一時期、その時に話されていたコトが話題に…

 

動画開始22分から海外で働く日本人トレーナーが話題に上がっています。

 

そして、将来、多くの日本人トレーナー海外の舞台で、それもビッグクラブで働いているのでは…とも話されていました。

 

当時、海外で働くコトを目標にしていた私は、この動画をみて胸を高鳴らせたのを覚えています。

 

さて、海外で私が働き始めて、3シーズン目。

 

実際はどの様な現状なのか、以下の内容でまとめてみました。

 

 
 
 

まず、結論からいうと…

 

日本人トレーナーが欲しいというクラブは、殆ど存在していないのが現状。
 

それを、踏まえた上で見ていきましょう。

 

1️⃣:日本人トレーナーの可能性

 

まず、なぜ日本人トレーナー海外で需要があると言われているのかについて、私が現地で働いている経験をもとに書きたいと思います。

 

日本人の治療技術は海外で通用する

日本人の繊細な技術や俯瞰して治療をする能力は、海外で通用する可能性は十分にあると思います。

実際に、私は、ブンデスリーグの男子1部のチームで研修をしていた時期がありましたが、現地のトレーナーとの違いは、当時の自分のレベルでかなり作れていた印象です。


日本人トレーナー
が持つ治療技術は、間違いなく世界で通用する要素です。

 

日本人の国民性も認められている

日本人の真面目で和を重んじる国民性、空気を読む能力、仕事を丁寧に仕上げる能力は、海外では当たり前ではありません。

日本では当たり前のコトかもしれませんが、この点も海外で通用する能力だと考えています。


✅これはあくまでも日本人の視点から見た事実。実際は、日本人トレーナーには今から説明する壁が立ちはだかります。
 
 
 
 

2️⃣:日本人トレーナーの壁

 

 

日本人トレーナー海外で通用する大きな可能性があるコトは、間違いありません。ただし、同時に乗り越えなければならない壁も存在します。

 

言葉・文化

技術だけで通用するほど甘くはありません。

まずは、現地のスタッフや選手とコミュニケーションが取れないとメディカルチームの一員として働くコトはできないので、言葉は覚えないと何も始まりません。

英語圏であれば、英語。ドイツであれば、ドイツ語、スペインであればスペイン語。技術があれば、言葉はなんとかなるというスタンスでは、難しいと言えます。

 

収入

現地で暮らせるだけの収入を確保しなければなりません。当然、日本と同様、家賃、光熱費など様々な場面でお金が必要になります。

この点をクリアする為には、ドイツであれば、ブンデスリーグ男子1部、2部、3部のトップチーム。


または、ブンデスリーグ1部・2部上位に所属する育成組織。または、ブンデスリーグ女子1部常連チームへの就職が現実的だと思われます。

 

ビザ(滞在許可・就労許可)

職業に関わらず、日本人が海外で働く際に必ず付き纏う問題が、ビザ問題。

日本人トレーナーとして、海外挑戦をして、どこからが成功なのか、あえて線引をするとしたら、就労ビザをチ
ームで取得できたか、どうかというラインになると思います。


この点、収入が低すぎて、そもそも滞在許可が降りないコトや、滞在許可は降りているけれど、何かの問題で就労許可がおりない。といった、問題も起きます。

 

3️⃣:日本人トレーナーが海外で働く方法

 


日本人トレーナー
海外で働く方法はいくつかあります。


日本人選手のサポートで帯同する

おそらく、日本人選手のサポートで海外に来て仕事をする働き方が、今のところ一番ハードルが低いのではないかと思います。

早急な語学の習得は求められませんし、チームに相談してビザの取得することも可能でしょう。

 

現地資格を取得して就職

現地の大学や専門教育を受けて、資格を取得。その間に作ったコネクションを利用してチームに入り込む方法も1つです。

 

現地の資格を習得すれば、社会的な信頼もありますし、国家資格を取得するレベルであれば、外国語は問題ありません。

ネックになるのが、時間、労力、お金、語学学習から国家資格取得まで最低でも5年は必要だと思います。それなりの資金も必要。

 


エージェントを介して

エージェントを使う場合は、それなりのお金が必要になりますが、現地で困った時に相談できる人がいるのは非常に大きいコトだと思います。

 

海外では、住む部屋を探すコトでさえ大変なコトです。

良いエージェントに巡り合えれば、それなりにチームにたどりつける成功率も高まるはずです。

✅私みたいな単独チャレンジは、オススメできません。得られるモノは大きいですが、実際、ブログではとても発信できない、コトも経験しているので…
 
 

4️⃣:まとめ

今回は、『海外日本人トレーナーの需要はあるのか?』という、テーマで書かせて頂きました。


冒頭にも書きましたが、現在、基本的には日本人トレーナーを欲しがっている海外のチームは殆ど存在していないのが現実です。


ただし、実際に現地のチームで働く中で、日本人トレーナーの良さを実感して貰えるコトは可能だと思います。


それでは。


Yuki