ヨーロッパのトレーナーが持っているアイスボックスの中身について
サッカーの試合を見ていると、選手が負傷したシーンでメディカルスタッフが駆け寄る場面をよく見ることがあります。
ヨーロッパのトレーナーは、この時にアイスボックスを持って駆けつけるのが一般的です。
さて、このアイスボックスの中には何が入っているのでしょうか?
ヨーロッパと日本とで若干の違いがあると感じたので、今回はその情報についてまとめました。
それではアイスボックスの中身を見ていきましょう。
1️⃣:水に浸した氷
トレーナーはピッチで倒れている選手に駆け寄った際に、まずは、プレー続行の可否をベンチに伝えなければなりません。
軽症で痛みが落ち着けばプレーできるという際に必要不可欠なのが、氷。
日本は、氷嚢で直接患部をアイシングするのが一般的かもしれませんが、ヨーロッパでは、まず氷水を利用したアイシングをしている場面をよく目にします。
2️⃣:氷水の入ったボトル&スポンジ
3️⃣:バンテージ&圧迫パッド
プレー続行が不可能と判断された際は、患部の内出血を最小限に納めるために、”バンテージ”と”圧迫パッド”を利用してRICE処置に移行。
この点は、日本との違いはそこまでないと思われます。
4️⃣:氷嚢
持続的にアイシングを加えたい際は、あらかじめ氷を入れてある氷嚢を患部に当ててアイシングを実施。
5️⃣:まとめ
以上、今回は応急処置で使うアイスボックスの中身について紹介させて頂きました。
日本とヨーロッパで所変われば、応急処置の仕方も変わります。
海外に出てみて分かるコトは、日本の応急処置は、基本に忠実でとてもハイレベルだというコト。
日本とヨーロッパ、どちらのの応急処置が良いかという狭い視野で見るのではなく…
”両方の良い点を取り入れて、より質の高い応急処置を選手に提供”
できればと思います。
それでは。
Yuki