Vol.158 いつも通り

Vol.158 いつも通り

みなさん、いつもブログを閲覧して頂きありがとうございます。



試合翌日のケアの際に感じたコトがあります。



直近の公式戦に3連敗していて、そのうち、力が拮抗している同じチームから2敗したということもあり…




『選手が集まるのがいつもより遅いな…。』




『何か、考え事をしている雰囲気の選手が多いな…』




選手は女の子達なので練習を通して、お話好きな選手が多いのですが、先日は口数は少なかった印象です。




こんな、雰囲気で試合翌日のケアをしなければならないコトは、シーズンを通して闘っていると、もちろん何回もあるのですが…




そんな時は、意識的に気を付けている事があります。




”いつも通り”治療をするというコト。』




トレーナーとしてチームで仕事をしていると、気がつかないうちに試合の勝敗やチームの雰囲気に自分が引っ張られてしまっているコトに気がつくコトがあります。


チームが波に乗っている時は、特に気を付ける必要はあまりないのですが…




個人的には、連敗して雰囲気が悪くなっている時に、難しさを感じます。




現在、私達のチームにとって、残り試合は消化試合。




チームとして、モチベーションの維持が難しいからこそ、”いつも通り”の仕事ができているのか自分自身の仕事を確認するコトが大切だと思っています。




勝った試合の後も、負けた後の試合の後も…




”いつも通りのクオリティで治療ができているか。”




タイトルがかかった試合も、リーグ戦の1試合も変わらず…




”いつも通り選手を送り出せているか。”



私が専門学校で教員をしていた際に、私のゼミで、ある学生がしていた実習報告のプレゼンを思いだしました。


彼女がプレゼン中に話していた、言葉が心に残っています。


”トレーナーは、チームにとって異物になってはいけない。”




まさしくその通り。




チームの雰囲気が悪い時も、良いときもいつも通りのクオリティで治療をしなければなりません。



と、同時に”いつも通り”のクオリティを上げるために、毎日の少しづつの変化の積み重ねが大切だと改めて感じた日でした。




明日は、コロナ検査からの2部練。



いつも通りのサポートを心掛けたいと思います。



それでは。



Yuki